木の工房 風

ひとこと

ワクワク感を感じさせる作品作り           ”新付加価値の創造”(2017/1/3 T.Hayashi)

与勇輝(あたえゆうき)館

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「磯江毅 写実考」の展覧会に出かけた「与勇輝館」でしたが、与勇輝の子供たちを表現した人形には、感動を覚えるほどのインパクトがありました。
正直なところ、人形には、さして関心はありませんが、このような作品たちは、別でした。

以前、三島の佐野美術館で人形作家の辻村寿三郎の展覧会を見たことがありますが、その迫力には、圧倒されましたが、この与勇輝さんの作品は、もっと身近な人間味溢れる作品群でした。

どんなジャンルの作品であっても、人を感動させる力のある作品には、たとえ関心のないジャンルであっても引き込まれてしまうものであることを、この1,2年、たびたび実感しています。

作者は「素朴さと温かさを持つ木綿の魅力に惹かれて、人形作りの世界にのめりこむようになりました」という・・・木綿には特有の「しわ」があり、そこになんとも言えない趣があって人形に豊かな表情を出せるのだそうです。

作品の人形は、とくに固定はしてないようですが、「なぜ、自立できているのか?」という疑問を投げかけられるようですが、「人間が立っている理屈と同じ、デッサンをしっかりとして丈夫につくれば、力学的にも人間と同じように立つ」と説明されているそうです。

初めて拝見した私もそうでしたが、人形の表情の豊かさには、みなさん驚きを覚えるようです。
与さんの作品には、にっこりとした笑顔がありません。
「笑う顔は一瞬の表情。ずっと笑わせておくと疲れてしまうだろうし、無理に笑わせても媚を売っているようで好ましくない」との考えから、微笑み程度になっているそうです。

この子供たちに、郷愁を覚えるのは、年齢のせいでしょうか。

http://www.musekan.net/atae_05.php
与勇輝

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