木の工房 風

ひとこと

ワクワク感を感じさせる作品作り           ”新付加価値の創造”(2017/1/3 T.Hayashi)

吉田カバン(その1)

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今回(7/12)のカンブリア宮殿ではカバンメーカ「吉田カバン」を取り上げていました。
私は、初めて聞くメーカですが、カバン好きの人達の間では、マニア的な人達がいるほど、人気商品を送り出しているメーカだそうです。

TPOに合わせて、十数個の吉田カバンを持っているという人達も結構いるようですが、どこにその魅力があるのでしょうか。
丈夫なこと、デザインのよさ、使いやすさ等々、人気商品を裏付けるデザイン力、技術力があるようです。

創業以来の実力を裏付けるロングセラー商品の上に、さらに新しいヒット商品を求めるべく二人のチーフデザイナーを軸に若手デザイナー十数人が年に二回開かれる新作展に対応すべく新しいアイデアを駆使し切磋琢磨している。

そして、製造は、自社工場を持たず、すべて町の職人さんに委託している。
海外の安い労働力には、決して手を出さず、日本の職人さんの高い技術力に価値を見出すという企業ポリシーがある。
安易にコスト競争に組しない。それでも売れるような商品作り・・・その姿勢が企業を未来へと長く存続させるポイントでもある。
少しばかり高くても売れる商品作り・・・日本人の高い技術力があるからこそ成し得る、日本人らしい「もの作り」だとも言えるでしょう。

「広告宣伝はしない」「値引きをしない」という経営ポリシーに自社製品に対する誇りと自信が伺える。
そして、その費用は、職人さんの待遇を確保する費用に回され、優秀な職人さんを守り育てることに繋がっているようだ。
「職人さんを絶やさないように」という先代からの言い伝えがあるそうだが、この精神が、吉田カバンを力強く支えているに違いない。

これらの企業ポリシーは、農業を初めとする衰退する一次産業を活性化させることに、相通ずるポイントであると思う。

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