木の工房 風

ひとこと

ワクワク感を感じさせる作品作り           ”新付加価値の創造”(2017/1/3 T.Hayashi)

神子原(みこはら)(その2)

Posted by 「木の工房 風」 on   0 comments

<つづき>
また、限界集落になってしまった村を救うために取ったアクションは、ローマ法王に村の美味しいお米を食べてもらうことだと、神子原米を献上し、お墨付きを得た。
その結果、神子原米はブランド米として、通常の約2倍の価格ながら注文が殺到する人気を獲得するまでになった。

ここで忘れてはいけないのは、「もともと美味しいお米を作っていた」という実績である・・・こんな美味しいお米がなぜ売れないのか・・・そう考えた結果が、「こちらから売り込むのではなく、消費者が欲しがるような「ブランド米」に育てること」という高野さんの考えが見事にヒットした。

「1%でも可能性があれば、失敗を恐れず、まずやってみる」という信念。

そして、休耕田は、いままでは厄介者であったが、いまや「宝」であるという。
それは、この休耕田を使って、自然栽培農法(その土地で収穫した稲藁・米ぬかだけを肥料にした完全無農薬の農法)で米、野菜を生産し、今度は、フランスの超一流シェフに自然栽培農法野菜として売り込むことを計画中だそうだ。
このため、青森でりんごを自然栽培農法で栽培している農園主を講師として招き、栽培方法のノウハウを伝授して貰っている。

また、空家となった農家を家賃月2万円で住宅と農地を貸し出す新しい企画を展開し始めた。
過去、いろんな地域で行なわれてきた農業誘致の失敗事例を分析した結果、「頭を下げて来て貰ったことである」と考えた・・・それならばと、ここ神子原では、誘致を申し込んで来た若者達に物件を貸すに当たって、地域住民も参加したユニークな面接を実施している。
その結果、この地区に馴染める意気込みのある若者たちが選ばれ、すでに35名組が移住し、何十年ぶりに新しい命が誕生し、カフェが出来て人々が集い、賑わいを見せ、この地は限界集落から脱することに成功した。






Post comment

管理者にだけ表示を許可する