木の工房 風

ひとこと

ワクワク感を感じさせる作品作り           ”新付加価値の創造”(2017/1/3 T.Hayashi)

風呂敷文化

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ここにも伝統文化の新しい生き方がありました。

京都掛札が作る「風呂敷」です。
「日本文化に新風を・・・風呂敷の新しい可能性」を求めて活躍している掛札英敬、康之兄弟のお話です。
http://www.kakefuda.co.jp/
京都掛札

日本の伝統文化ともいえる「風呂敷」。
祖父の代から京都で、もともとは染工場としてオーダーメイド専門で家紋入りの絹の風呂敷などを手作りしていたそうですが、ひょんなことから、2004年頃より今までにはなかったような、ポップ!な綿の風呂敷をデザイン・製作するようになったそうです。

兄は、伝統ある家紋の優れたデザイン性に魅力を感じ、家業である父親の正絹に家紋を染める伝統的な風呂敷作りを受け継ぎ、植物染めの技法を継承している。
一方弟は、当初、家業には関心が無くファッション業界に就職したが、兄の誘いで風呂敷作りを始めた。

兄は、手先が器用な職人肌。弟は、デザイン感覚を生かした提案と販売、接客を得意とする。
兄は、弟のデザインセンスを取り入れつつPCを使って、家紋をベースにしたデザイン画を作成し、それを染め工場で木綿に捺染する。
伝統的な家紋のデザインも、兄に掛かると、モダンな形、色合いにアレンジされ、若者にも受け入れられるセンスの風呂敷に生まれ変わる。
この兄弟は、風呂敷の製作だけでなく、いろいろな包み方、新しい風呂敷の使い方を提案したり、吉祥模様をモダンにアレンジし、「身に付ける風呂敷」としてファッション分野にも進出し始めている。

このように、伝統文化を基本にして、若者の新しいセンスでアレンジしたモダンなデザインと新たな使用方法を提案し、ファッションとして捉える感覚・・・従来の型に嵌った世界を打ち破り、新しい提案をする若者のエネルギーが新たな伝統を後世へと受け継いで行くことになるのでしょう。

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