木の工房 風

ひとこと

ワクワク感を感じさせる作品作り           ”新付加価値の創造”(2017/1/3 T.Hayashi)

ひとのやらないことをやる

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日曜美術館で紹介された版画家:一原有徳さんの話です。

「人のやらないことをやる」
「技術は技術で大切だけれど、それにとらわれちゃいけない。技術とその人の中身がスパークして初めていい作品が生まれます」
「イメージは持たない。イメージを持つとひとの物まねになってしまうから」
「無意識と偶然性」

どの言葉を取っても、真理をついていると思います。

番組のゲストとして出演されていた脳科学者の茂木さんの脳科学の観点からの解説が大変興味深かったので、ご紹介します。
・ 創造とは、空白を作ること。(今までやってきた手を休めること)
  そうすると、脳はそれを埋めるように新たな創作が生まれる。

・ 人のやらないことをやるには、自分の内なる心に耳を傾けることで、できる。

・ 偶然の出会い
  思わぬものを偶然に発見する力。
  それは、まずは気づくこと。
  そして、それを受け入れること。
  一原さんは、それができる人だった。
  現代は情報があり過ぎて、偶然を発見することが難しいことになっている。なかなかできない。

・ 創造の世界では、無意識が大事。
  意識するとそれに縛られる。(一原さんが仰っていることである)
  そして、偶然性。
  とはいっても、最後に選ぶのは自分。
  そこに自分の作品がある。
  あまり作品と意識するとダメなものになる。

・ 一原さんは、他の人とは違った「感性、道具」を持っている。
 中央の美術界と密接に関係していなかったから、自分の世界を掘り下げられた。
 自分の下を、足元を掘り下げていくことで見えてくるものがあった。

最近、たまたまこういった違う分野の方のコメントを聞く機会があるが、いわゆるその分野の専門家からは聞かれない違った観点からのコメントは、新鮮でインパクトがある。

もの作りも、違った分野からの目線が、新たな発想を生み出すきっかけを作ってくれることを実感している。

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