木の工房 風

ひとこと

ワクワク感を感じさせる作品作り           ”新付加価値の創造”(2017/1/3 T.Hayashi)

飾り台

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過日、布クラフトの作家Sさんから依頼されていた布クラフトの展示用の飾り台が、やっと完成しました。

作品名:飾り台
寸法:W350×D340×H290(上台:W300×D290)
材料:クリ
仕上:植物性オイル

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<依頼者Sさんの布クラフト作品>           <組み立て前の部品>

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<小さい方を上にした場合>

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<大きい方を上にした場合>

上段、下段の2段とし、W:250~300mmの大きいサイズと小さいサイズの天板を柱(H:200~250mm)で固定するような飾り台をオーダーされました。
シンプルなデザインと、目立たないところで細工の腕を発揮して欲しいという要望でした。
材料は、クリの木目が好きということで、クリにしました。

依頼者のSさんのブランド名が「マロンヘッド」ということなので、クリのカタチをデザインすることにしました。
初めは、クリと認識しやすくするために敢えてクリの袴部分を違った材で構成しようと考えていましたが、ご本人は、「これはクリを模った台だよ」と説明するのも楽しいからわざわざ色違いの材料を使わなくてもいい・・・
ということでしたので、採用しませんでした。

柱も、形を工夫して変化を付けることをいろいろと考えましたが、裂けたところが出ているクリ材があったので、それを見てもらったところ、気に入って頂いたので、採用しました。

天板と柱の取り付け位置は、350(大)と300(小)のどちらを上にしても使えるようにバランスを考慮しました。
一応、取り付け位置に関しては、Sさんにも見てもらいました。

細工部分に関しては、シンプルが故に特にありませんが、強いていえば「3枚ほぞ」と一ヶ所に要望で「契」を入れたことぐらいでしょうか。
台の端面は、テーブルビットで上から下にゆるい片カーブを入れ、ひっくり返して使用する場合に端面の見え方が違うようにしました。

決して複雑な形状の飾り台ではありませんが、
これほど、オーダーさんの意向を聞いてデザインしたことは、いままでありませんでしたが、造詣志向が合っていたので、気持ちよく進めることが出来ました。

4/21)金)~23(日)、熱海のギャラリーで展示会をされるそうですので、実際の展示の様子を見させていただくのを楽しみにしています。

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