木の工房 風

ひとこと

ワクワク感を感じさせる作品作り           ”新付加価値の創造”(2017/1/3 T.Hayashi)

デザイナー:佐藤オオキ(その2)

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箸といえば、形はシンプル、そのデザインは数えきれないほどあるだろう。

でも、その内容は、丸か角か、表面の装飾、塗の違いをあれこれアレンジしたという・・・従来の域を出ないものである。

しかし、佐藤さんのデザインは違っていた。
箸の断面が桜の花びらを形取ったもの、箸を持つ部分の形状が螺旋状になったもの等・・・。
佐藤オオキの箸
箸に新しい風を吹き込む「 究極の箸づくり」を提案するものである。

この発想は、どこから、生まれてくるのだろうか。
まずは、基本に立ち帰り、箸の機能、使い勝手等を整理し、それを満たすデザインを考え出すのだ。
決して、見かけだけをデザインするのではない。
「形をデザインするのではなく、気持ちをデザインする・・・」という。

佐藤さんがアイデアを考えるとき、大切にしているのが「子どものようなまなざしで見ること」・・・だそうだ。
知識や経験が増えるほど「**という理由で、こうあるのが当たり前」と考えてしまいがちだが・・・それが自由な発想に足かせを嵌めている。
解決策は、いつも1つではない。
佐藤さんは、子どもの視点に立ち返ることで、自由奔放に可能性を見い出していくという。

本当に素人というか、子どものようなまなざしで物事を見て物事を捉える。
そのために常に頭をリセットしているというか、既成概念ってものを、常にこう取り除き続けている感覚」。
それが、いつも新鮮で斬新なデザインを生み出しているようだ。

「常にまっさらな気持ちというか、子どものような視点で物事をみて捉える。
プロであればあるほど、自分がプロであることを捨てられるかどうかというのが、大事なんじゃないかという気がします」
・・・という。
これが彼の「プロとしての自覚」・・・なんだそうだ。

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