木の工房 風

ひとこと

ワクワク感を感じさせる作品作り           ”新付加価値の創造”(2017/1/3 T.Hayashi)

職人さんの凄技Ⅱ(熱海楠細工)

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先日、伺った熱海楠細工の工房に再度お邪魔しました。
前回は番匠の打ち合わせであったので技術的なことを集中してお聞きする時間がありませんでしたが、今回は凄技について少し細かくお聞きしました。

鉋がけは、二枚刃である程度仕上ておいて、最後の仕上げを一枚刃で行う。
楠は順目と逆目が入り組んでいるので、どうしても二枚刃だけでは仕上げ切れないので、最後に一枚刃の鉋を使って仕上げるそうです。
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写真だけでは、なかなか鉋の台と刃の隙間が分からないと思いますが、0.1mm前後だそうです。
二枚刃と一枚刃の構成を書いた図面まで見せて貰いました。技術的なことはすべてオープンにして次世代に受け継ぎたいと言われていました。
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刀口埋木の厚さと位置が重要だと言われてました。

なぜここまで鉋仕上にこだわるかというと、長年使い込んだ時の何とも言えない木の風合い、色艶、深みの出方が違うそうです。ペーパー仕上げしたものとは明らかに違うようです。

この鉋がけと一枚刃の講習会をやりたいという意向があるそうで、伊豆番匠で企画してみてはどうかという打診まで頂きました。
私の希望が叶いそうです。やったね!


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