木の工房 風

ひとこと

ワクワク感を感じさせる作品作り           ”新付加価値の創造”(2017/1/3 T.Hayashi)

Tomato Batake(トマト畑)(その2)

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材料は、食べる果物の木。(クリ、ナツメ等)
塗装は、漆or安全なポリウレタン塗装(食品衛生法をクリア)

使用材料については、人が口にする果物の生る木ですから、安全なことは容易に理解できますが、
ポリウレタン塗装については、はなはだ疑問でした。
その回答は、人体に有害な溶剤を使用しない硬度の高いウレタン塗装をすることで、塗装が口に溶け出さない・・・ということと、定期的に検査機関に依頼して、安全性をチェックしている・・・ということです。
(安いポリウレタン塗料には、人体に有害な溶剤が使われているようです)

しかし、お椀、箸等の塗装が剥げて、口に入っても問題ないということでしょうか。
それは、検査で製品の表面を削って、安全性検査をしているので、問題ないということらしい。
そして、いろいろな安全性検査の結果、人体に有害な物質がほとんど検出されないということで、塗装をしているにも関わらず、「無塗装商品扱い」との通知を受けたそうです。

いままで、これほど食品安全に気を使った木製食器は、聞いたことがありませんでしたので、驚きでした。
これぞプロの仕事。
一般に流通している、特に安い海外製の木製食器は、要注意かもしれません。

そして、もう一つの驚きは、安くて安全な木製食器を作るために、わざわざ住まいを中国に移して、安全管理を十分にして製造しているということです。
日本に古来からある、漆器は無毒で安全ですが、価格が高いため、日常生活で気楽に使えるものではない。
安全で安価で普段の生活のなかで使える木製食器を作りたという強い想いが、中国生産に踏み切らせた。
そして、現地従業員の安全教育、品質管理等々を徹底して、高いハードルを見事にクリアした。

私も、特に塗装における安全性については、家具デザイナー氷見さんの影響もあり、強く意識していますが、今後のカトラリー製作に非常に参考になる事例でした。



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